トピックス

「地域においてHIV陽性者等のメンタルヘルスを支援する研究班」がスタートします

このたび、平成24年度厚生労働科学研究費補助金・エイズ対策研究事業として「地域においてHIV陽性者等のメンタルヘルスを支援する研究」(研究代表者:樽井正義)が採択され、新しい研究班を立ち上げることとなりました。
近年、HIVと薬物使用の相互関連は、HIV陽性者支援においても、HIV診療の場においても、重要な課題となっており、平成23年に実施されたエイズ予防指針の見直し過程でも薬物乱用者が個別施策層の一つとして加えられました。しかし、日本ではこれまで薬物使用を含むメンタルヘルスを視野に入れた陽性者支援の課題はほとんど検討されてきませんでした。当研究班では、HIV陽性者と薬物使用者の支援に関して、地域の支援機関に必要な情報を整理し、支援資材の開発を進めてまいります。
本サイトは、平成20年度より「地域におけるHIV陽性者等支援のための研究班」の研究成果をお知らせしてきました。今後はそれらに加え、新しい研究班で制作した薬物依存の問題を抱える陽性者を支援するためのツールや、支援に役立つ情報を掲載していきます。
今後とも当研究班並びに当サイトをよろしくお願い申し上げます。