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研究成果発表会「HIV検査からHIV診療の間にある支援ニーズとその課題」

保健所などで提供されているHIV検査サービスを自発的に利用した人たちや、 一般医療機関の診療現場で導入されたHIV検査で「陽性」だと知った人々が、 HIVの専門医療機関を受診するまでに、どのようなハードルがあるのでしょうか。 これまでに、この部分は、あまりスポットが当たったことがありませんでした。

このシンポジウムでは、様々なかたちで地域の検査サービスに関わる人たちが集い、 お互いの経験や、実際に関西地区の保健所、医療機関などで陽性の結果を受け取った人たちの声を手がかりに、 「HIV検査からHIV診療の間にある支援ニーズとその課題」について考えたいと思います。 この難しさや、課題に目を向ける事を通じて、 地域の支援を含めたより安心して検査を受けられる環境づくりの参考になればと願っています。

■開催日時
 2008年11月28日(金) 13:00~15:00
 (第22回日本エイズ学会学術集会・総会サテライトシンポジウム8)
■会場
 大阪国際交流センター さくら東(第2会場)
 大阪府大阪市天王寺区上本町8-2-6
 Tel:06-6772-5931
 (近鉄上本町駅より徒歩約5分)
■主催
 財団法人エイズ予防財団
 平成20年度厚生労働科学研究費エイズ対策研究推進事業
 「地域におけるHIV陽性者等の支援に関する研究」研究成果等普及啓発事業
■プログラム
・「検査サービスを提供する保健師の立場から」
 吉田留美(大阪府岸和田保健所地域保健科)
 松本恵子(大阪市北区保健福祉センター)
・「外来ナースとして受診を受け入れる立場から」
 下司有加(国立病院機構大阪医療センター)
・「ソーシャルワーカーとしての受診前相談の可能性」
 岡本学(国立病院機構大阪医療センター)
・「派遣カウンセラーの立場から」
 土居加寿子(大阪市エイズ派遣カウンセラー)
・「関西地区でHIV陽性の結果を受け取った経験者の声から」
 岳中美江(エイズ予防財団/CHARM)