当サイトについて

当サイトの目的

HIVの治療技術の進歩により、HIV陽性であることが判明した後、HIV陽性者が医療のなかで過ごす時間は非常に少なくなっています。

そうした状況のなか、これまでに、HIV陽性者の固有の課題についての研究は、医療の分野に限定された内容が多く、 日本におけるHIV陽性者の社会生活を明らかにした調査はほとんどありませんでした。
このウェブサイトを運営している「地域におけるMSMのHIV感染・薬物使用予防策と支援策の研究班」では、 日本の陽性者の生活実態を明らかにする調査を予定しています。

また、それと同時に、地域の支援者のHIV陽性者への対応の実態や、困難さを把握する調査も予定しています。 そのことを通して、支援者を支援するために必要な情報が得られると期待しています。

このウェブサイトの情報を、各地の企業、行政やNPOなどの人材育成の場にご活用ください。 その結果、各地域における相談・支援へのアクセスのしやすさが向上し、 そのことが、日本のエイズ対策全体の効果を上げることにつながります。

運営者について

厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策政策研究事業)
「地域におけるMSMのHIV感染・薬物使用予防策と支援策の研究」 研究代表者:樽井 正義・生島 嗣

特定非営利活動法人ぷれいす東京内
「地域におけるMSMのHIV感染・薬物使用予防策と支援策の研究班」
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-11-5 三幸ハイツ403
TEL : 03-3361-8964(平日12~19時)
FAX : 03-3361-8835
MAIL : research-office☆ptokyo.org(☆を@にかえてください)

※このサイトでは、直接のご相談は受け付けていません。 必要に応じて、「リンク」ページにある<地域の支援リソース>・<支援に役立つ情報サイト>の一覧をご参照ください。

研究メンバー

「HIV陽性者と薬物使用者への支援策と感染・薬物使用予防策の検討」
樽井正義 (特定非営利活動法人ぷれいす東京 理事/慶應義塾大学 名誉教授)

「MSMを対象としたメンタルヘルスと性行動に関するWeb調査」
生島嗣 (特定非営利活動法人ぷれいす東京 代表)

「薬物使用の問題を抱えるHIV陽性者への支援のための精神保健福祉センターとのネットワークモデルの検討」
大木幸子 (杏林大学保健学部 教授)

「MSMを対象とした健康のためのコミュニケーション支援ツールの開発と評価」
野坂祐子 (大阪大学大学院人間科学研究科 准教授)

「ゲイコミュニティにおける性行動および予防啓発に関する動向の把握と効果評価」
塩野徳史 (大阪青山大学健康科学部 准教授)